2011年9月7日水曜日

Time Capsule 修理

今回は写真を使ってみました。 2年ほど前からAppleのTime CapsuleをTime Machineでバックアップをとったり無線ルータにしたりと便利に使っていたが、ついに起動しなくなった。工事のための停電がありその後の回復過程でなんかあったんでしょう。震災もその後の大停電も何ともなかったが、身内の工事でやられたようだ。 で、Appleで直すと3万円程度とられるそうで、買って数ヶ月で壊れた人がAppleにクレームつけたら「ハードディスクは壊れますから」って言われたとか言われなかったとか。いろんな人がそもそも設計がなってないなんて言ってるらしいけど、まあAppleに文句いっても個人じゃ勝ち目が無いさ。
という訳でいつものようになんとか安くすまそうとネットを彷徨うと、 いろんな方々直し方を公開してくださっています。感謝します。 壊れるのは電源基盤のコンデンサーでそれを交換するだけでよく、ひとつ100円程度で2つあるので合計200円ほどで完治。 さっそく分解していきますが、はじめに底面を覆っている厚さ1mm程度のゴムカバーを剥がします。ボンドでビチッと内側と貼付けてあり、「開けるな」とは書いていませんがそんな気持ちにさせてくれるます。でも案外簡単にベリリーッと剥げてくれます。この内側を穴あき加工がされたアルミ板が覆っています。アルミで放熱効果を上げようとしてるのかな。でも、ゴムで底を覆っているのだから熱はここからは出て行かなくていい設計なんでしょう。 このアルミ板を外すと見える黒くて薄いもので覆われた長方形のものが電源部です。バージョンによって透明なものに覆われていることもあるようです。
中に3つ並んでいるうちの左2つのコンデンサがよく破裂するそうです。頭の部分が膨らんでいたら破裂したと思っていいようです。分かりにくいですが膨らんでます。中国製の安物だそうです。
これを交換すれば直るとのことなのでさっそく半田で交換だと思ったけれど、半田は苦手で以前にセンサを壊したことがあるので、コンデンサを買ったお店で頼んで取り替えてもらうことにした。元々ついていたコンデンサと同じ容量のものはなくちょっと容量の多いものになりかさばることに。 で、まあすてきな感じに袋につめたりアルミフォイルでくるんだりしてもとに場所にグイッと押し込んで出来上がり。
アルミの蓋はファンの所を切り取り排気(吸気?)口を付けてみた。ニッパーでガリガリと削って5分くらいで出来上がり。
ゴム底は貼らずにアルミむき出しのままにした、最後に台座をそこら辺にあったものにしたらなんか縄文式な感じで新しい。 Time CapsuleだしTime Machineだし、まあ縄文風もいいかなと。 随所にAppleの思想を無視した構造を取り入れた。
排気(吸気?)口をつけて完成。この上にさっきアルミ板にあけた四角い通気口があります。中にファンがあるんだからどこか他のとこに空気が出入りする所があるはずだ、よね。
電源を入れてみたら無線はOKだけどHard Diskが動かず認識されない。取り出してG5に入れてみたら認識されたしsparsebundleファイルも無事にあった。HDを元に戻しリセットボタンを押したりなんだりしてたらHDが動きだしTime machineでバックアップも完了した。 私の場合、コンデンサの交換をやってもらったので3000円ほど余計にかかったけど、それでもAppleの言い値よりかなり安くて済んだ。

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