2011年9月22日木曜日

OSX Preview.app キーワード入力問題

OSXのPreview.appでファイルにキーワードを入れるとEXIFファイルを壊してしまうようだけどどうなんだろう。
たくさんの写真を撮ってきてGPSからgeotagを書き込んで、最後にファイル名はそのままにコメント(私の場合は植物の種名)を入れたい。それも簡単に入れたい。そしてspotlightで検索したい。
Snow LeopardではPreviewに読み込んでinspectorからファイル情報を表示し、キーワードに書き込めばできた。
ところが、Lionで同じことをやっても書き込んだはずが保存されてない。Previewが使えないのでAdobeのおまけのBridge CS3でIPTCとして書き込んでうまくやっていたが、一度Previewでキーワード書き込みに失敗したファイルではエラーが出て書き込みできない。よく見るとPreviewで失敗したものにはIPCTの代わりにJFIFというものができていてそれが邪魔しているようだ。よくわからん

このことについては「EXIFキーワードを書き込むためにPreviewを使ってはいけない」というやや古い文章があった。この中でAppleは問題を認識したが直さんよって言ったそうだ。Appleさんよお、中途半端はよしてくれ。
顧客満足度8年連続1位らしいけど、顧客の質が低いのかな
それとも俺がわるいのか
こんな時はささっとGoogleで見つけてしまおうと探し出したのがEXIFToolというcommand lineで操作するアプリ。これはgeotag処理に必要だったので既に入れていたが、どうも英語の長い説明を見るとguiの付いたのが欲しくなるなあ。
ご存知の方、お教えください。

2011年9月7日水曜日

Time Capsule 修理

今回は写真を使ってみました。 2年ほど前からAppleのTime CapsuleをTime Machineでバックアップをとったり無線ルータにしたりと便利に使っていたが、ついに起動しなくなった。工事のための停電がありその後の回復過程でなんかあったんでしょう。震災もその後の大停電も何ともなかったが、身内の工事でやられたようだ。 で、Appleで直すと3万円程度とられるそうで、買って数ヶ月で壊れた人がAppleにクレームつけたら「ハードディスクは壊れますから」って言われたとか言われなかったとか。いろんな人がそもそも設計がなってないなんて言ってるらしいけど、まあAppleに文句いっても個人じゃ勝ち目が無いさ。
という訳でいつものようになんとか安くすまそうとネットを彷徨うと、 いろんな方々直し方を公開してくださっています。感謝します。 壊れるのは電源基盤のコンデンサーでそれを交換するだけでよく、ひとつ100円程度で2つあるので合計200円ほどで完治。 さっそく分解していきますが、はじめに底面を覆っている厚さ1mm程度のゴムカバーを剥がします。ボンドでビチッと内側と貼付けてあり、「開けるな」とは書いていませんがそんな気持ちにさせてくれるます。でも案外簡単にベリリーッと剥げてくれます。この内側を穴あき加工がされたアルミ板が覆っています。アルミで放熱効果を上げようとしてるのかな。でも、ゴムで底を覆っているのだから熱はここからは出て行かなくていい設計なんでしょう。 このアルミ板を外すと見える黒くて薄いもので覆われた長方形のものが電源部です。バージョンによって透明なものに覆われていることもあるようです。
中に3つ並んでいるうちの左2つのコンデンサがよく破裂するそうです。頭の部分が膨らんでいたら破裂したと思っていいようです。分かりにくいですが膨らんでます。中国製の安物だそうです。
これを交換すれば直るとのことなのでさっそく半田で交換だと思ったけれど、半田は苦手で以前にセンサを壊したことがあるので、コンデンサを買ったお店で頼んで取り替えてもらうことにした。元々ついていたコンデンサと同じ容量のものはなくちょっと容量の多いものになりかさばることに。 で、まあすてきな感じに袋につめたりアルミフォイルでくるんだりしてもとに場所にグイッと押し込んで出来上がり。
アルミの蓋はファンの所を切り取り排気(吸気?)口を付けてみた。ニッパーでガリガリと削って5分くらいで出来上がり。
ゴム底は貼らずにアルミむき出しのままにした、最後に台座をそこら辺にあったものにしたらなんか縄文式な感じで新しい。 Time CapsuleだしTime Machineだし、まあ縄文風もいいかなと。 随所にAppleの思想を無視した構造を取り入れた。
排気(吸気?)口をつけて完成。この上にさっきアルミ板にあけた四角い通気口があります。中にファンがあるんだからどこか他のとこに空気が出入りする所があるはずだ、よね。
電源を入れてみたら無線はOKだけどHard Diskが動かず認識されない。取り出してG5に入れてみたら認識されたしsparsebundleファイルも無事にあった。HDを元に戻しリセットボタンを押したりなんだりしてたらHDが動きだしTime machineでバックアップも完了した。 私の場合、コンデンサの交換をやってもらったので3000円ほど余計にかかったけど、それでもAppleの言い値よりかなり安くて済んだ。

2011年9月4日日曜日

写真とgpxのマージ Geotagging


フィールドで撮った写真にGPSロガーで得た位置情報を付加すると色々楽しいし便利だ。
特に植物写真ではいつどこでという情報が重要になることがあるし、写真をPicasaにアップロードしたりGoogleMapやGoogleEarthに表示してみると結構ナンカした気になる。
最近ではGPSが搭載されたカメラやカメラに接続したりできるGPSがあるし、携帯電話でも写真に位置を付加してくれるものがある。
そんなものいちいち買ってられない人は安いGPSロガーを買ってその位置情報を画像ファイルに書き込めば良い。
画像ファイルにはいろんな情報が書いてあって位置情報も書き込める。これをジオタグっていうのかな。
GPSのログ(位置情報が時系列でずらっと並んでる)から写真を撮った時間を鍵に位置情報を抜き出してEXIFファイルに書き込んでくれるフリーアプリがたくさんある。
流れとしては
1 GPSからgpxファイルを取り出す

2 gpxファイルと画像ファイルをマージさせる

3 マージさせた画像ファイルをPicasaにアップロードする

4 GoogleEarthで読み込むために.kmlファイルをつくる

1の部分はGPS機によって方法が変わるが、殆どの機器でgpxファイルを作るのは簡単でしょう。ちなみにHolux社M-241はHoudahGPS.appを使えばBluetoothでgpxファイルをMacに送れる。gpxファイルを見たり編集するならMytracks.app ver.1.6.6が非常に便利です。地図の拡大縮小がもたつきますがLionでも問題なく使えます。新しいヴァージョンは有料だっけな。Yamadabiの場合、トラックリストから使うトラックを選びShareでgmailでMacに送るかFileManagerからBluetoothで送っている。
2についてがLionにしてから面倒になった。というか使ってたPhotolinkerが有料化してしまった。まあ払えばすむんだけど
今回はWIndowsでもできるようにJPEGGPXMERGERというJAVAアプリを使った。ダウンロードしてダブルクリックするとウィンドウが開く。Windowsでうまく開かない場合はJAVAダウンロードサイトにいってちゃんとダウンロードする。Windowsに任せてアップデートするとまともにアップデートできない場合が多い。
ウィンドウのツールからバックアップファイルを作るかどうか決めてから、gpxファイルと画像ファイルが入ったフォルダを指定して下のマージ開始ボタンを押し、出てくる指示に従えば終了。成功したかどうかはWindowsの場合はアイコンが変化することで、macの場合はPreviewなどでExifファイルを見ればよいし、Picasaにアップロードすれば表示されるのでそれで確認しても良い。
後は、Picasaにアップロードすればいいだけだが、当然Googleのアカウントをとっておく必要がある。アルバムを新規作成し写真ファイルを好きなだけ選んでドラッグアンドドロップでアップロード。位置情報がついていれば地図が右側に出て写真の位置を示すポインタが表示される。
最後にこの地図に下にGoogleEarthで見るとGoogleMapで見るというリンクがあるので、GoogleEarthを選べばklmファイルがダウンロードされるし、Mapを選べばブラウザでMapが開く。
追加
Mac(Lion)で上記JPEGGPXMERGERをうまく使えなかったが、EXIFToolというのを最初に入れておく必要がある。
ほかのJAVAアプリとしてgeotagというものがあり簡単にジオタギングができたし、GoogleEarthに表示したりできる。